福田仏壇店について

ご挨拶

大正時代より100有余年、笠松の地で四代にわたり町内外のお寺様や大勢のお客様とのご縁にて仕事をさせていただいております。

現在は三代目 和弘を店主として、四代目 晴人と共に営業しております。

小さな店舗ですがそれゆえに品質の良い商品を選び、また皆様に身近な職人としてありたいと考えます。

 

 

『お洗濯の専門店としての始まりを大切に職人としての目線でこれからもお仏壇とお客様に親身に向き合っていきたいと考えております。

福田仏壇店|三代目
三代目 和弘
福田仏壇店|四代目
四代目 晴人

歴史

店舗の歴史

仏像を彫る貞一
仏像を彫る貞一

初代  貞一【雅号:六甲】…三重県鈴鹿郡(現在の亀山市)で東海五十三次の47番目の宿場町として栄えた関宿。その地で江戸時代より道具屋として商いをしていた家に生まれます。

若くして修行で日本各地を渡り歩き、笠松町新町にあった野口仏壇店に務めたのちに仏壇の洗濯専門店として福田仏壇店が始まりました。

 

二代目 俊次…終戦後に父である貞一の元で仕事を学び、塗師として技術を磨き二人で商売に励みます。のちに岐阜県内の各職人たちと注文仏壇の製造販売も始めるようになります。

 

三代目 和弘…若くから箔置きを学び、二代目と多くのお仏壇を洗濯してきました。笠松の別院や寺院の宮殿修復にも多数携わり、経験に裏打ちされた知識と技術で今も職人としての腕を磨き続けます。

 

平成に入り店舗を建て替え、創業100年を迎えます。

 

 

四代目 晴人…柳津町出身。アパレル業を経て職に就き、叔父である三代目より箔置きを学びます。接客販売や店長職の経験を活かし、モダン仏壇など新しい生活様式に合わせた提案にも注力。三代目と共に精進しております。

 

西本願寺-御用職人の許状

昭和46年-笠松本願寺別院の本堂修復 感謝状

昭和47年-笠松東別院の宮殿の修復風景

福田仏壇店|建て替え前の店舗にて
建て替え前の店舗にて

笠松の歴史

福田仏壇店|笠松本町商店街
笠松町本町商店街でのお祭り風景

寛文2年(1662)~幕末まで江戸幕府の直轄地として郡代陣屋が置かれ、幕府支配の重要な位置にあった笠松。明治6年(1873)まで笠松県庁が置かれた政治の中心地でもありました。

 

 江戸時代は木曽川の舟運の中継地として栄え、全国の物資の集積地として賑わいます。また、美濃と尾張を結ぶ名古屋街道の交通の要衝として発展してきました。

 

 町内には多くの寺院が並び、400年以上の歴史をもつ寺院も多くあります。国の登録有形文化財に登録された杉山邸・和田邸や、指定文化財の美濃郡代笠松陣屋笠松県庁跡などからも古い町並みを今でも感じ取ることができます。

店舗概要

福田仏壇店|外観

住所 / 岐阜県羽島郡笠松町門前町6−4

電話・FAX / 058-387-3592

営業時間 / 9:00〜18:00

定休日 / 月曜日・年末年始・お盆明け

駐車場 / 正面・他2台あり